3月のインターナショナルマッチウィークを経て、最新のFIFAランキングが4月1日に更新され、2026 FIFAワールドカップ(W杯)の開幕に向けた各代表の大まかな立ち位置が示された。レベルが高く、接戦必至の“死の組”はどこなのか。今回は、W杯グループリーグの各組のFIFAランキング平均を算出。その結果を順位ごとに紹介する。[3/5ページ]
8位:グループA
チーム:メキシコ、南アフリカ、韓国、チェコ
平均FIFAランキング:35.3
2026 FIFAワールドカップ(W杯)のグループリーグで平均FIFAランキングが9番目に高いのは、グループAだ。
メキシコ代表(15位)、韓国代表(25位)、南アフリカ代表(60位)、チェコ代表(41位)が属しており、平均は「35.3」となっている。
このグループの最大の特徴は、ポット分けによる格差が少なく、どの国にも突破のチャンスがある「実力肉薄」の状態にある点だ。
開催国のひとつであるメキシコは、地の利を味方に上位進出を目論むが、ポット1の中では実力が劣るとみるべきだろう。
エースでありACミランに所属するサンティアゴ・ヒメネスが今季セリエAで負傷の影響もあり無得点と苦しむなど、ポット1のチームとしてはやや決定力に不安を残す。ハビエル・アギーレ監督のもと、本来の組織力を取り戻せるかが鍵となるだろう。
韓国は25位。ポット2のチームでは下から2番目のランキングだ。
ソン・フンミン、キム・ミンジェ、イ・ガンインといったスター選手たちがいるものの、この4年間は監督交代やチームの内紛などで揺れに揺れ、本番に向けて結束を固められるかが焦点だ。
4大会ぶりの出場となる南アフリカは、ポット3で下から2番目にあたるランキングである。
自国開催となった2010W杯以来の出場に士気は高いが、欧州主要リーグで活躍するのはバーンリーのライル・フォスターやハノーファーのイメ・オコン程度。それだけに、新たなスターの誕生にも期待だ。
5大会ぶりのW杯出場となるチェコは、グループAで唯一、ポット平均を上回るFIFAランキングで、ポット4で3番手にあたる41位である。
チェコは欧州予選プレーオフでも決して前評判が高かったわけではない。それでも決勝ではFIFAランキング20位のデンマークを下しており、本大会でも波乱の予感を漂わせている。

