U-23中国代表【写真:Getty Images】
中国サッカー協会は1日、9月に日本で開催される愛知・名古屋アジア競技大会に向けた男子代表の合宿メンバー24人を発表した。A代表経験者を多数そろえ、オーバーエージ(OA)枠も3枠すべて使用するなど、“本気の布陣”となっている。中国紙『東方体育日報』は、チーム内部で「メダル獲得」を目標に設定していたと報じた。
アジア大会に“本気の布陣”
メンバーには、今年のU-23アジアカップで準優勝したFWワン・ユードン(浙江FC)、GKリー・ハオ(青島西海岸)、DFフー・ハータオ(成都蓉城)らが入り、MFシュー・ビン(ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC)も選出された。
さらにオーバーエージ(OA)枠では、元A代表主将のMFウー・シー(上海申花)をはじめ、FWチャン・ユーニン(北京国安)、DFジュー・チェンジエ(上海申花)を招集。前線、中盤、最終ラインに経験豊富な選手を1人ずつ配置する豪華な陣容となった。
中国メディア『体壇周報』の馬徳興記者は、U-23アジア杯準優勝メンバー17人が残り、OA3人を除く21人のうち11人がA代表出場経験を持つと紹介。「“史上最強のアジア大会代表チーム”と言っても過言ではない」と伝えた。なお、中国は10日にウズベキスタンとの非公開練習試合を予定している。
中国側の本気度を示すのが、A代表との選手配分だ。中国A代表は9月21日から10月6日にかけて国際Aマッチ4試合を行う予定だが、『北京青年報』によると、A代表側はアジア大会を控えるU-23代表の選手招集に全面的に協力したという。
ワン・ユードン(浙江FC)、フー・ハータオ(成都蓉城)、リー・ハオ(青島西海岸)らA代表経験を持つ若手に加え、チャン・ユーニン(北京国安)、ジュー・チェンジエ(上海申花)らもアジア大会代表のメンバーに回った。中国メディアでは「A代表がアジア大会代表に道を譲った」と指摘している。
また、中国メディア『東方体育日報』は、表向きには「ベスト8を確保し、ベスト4を争う」としながら、チーム内部では「メダル獲得」を目標としていると報道。馬徳興記者も、中国協会がベスト8を最低ラインに設定し、ベスト4進出なら目標を上回る成果とみなしていると伝えた。
前回の大会では準々決勝で韓国に敗れてベスト8敗退に終わった中国。U-23アジア杯準優勝の若手にA代表級のOA3人まで加えた今回は、単なる育成の場だけではなく、結果を求める大会にもなりそうだ。
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