カナダ・メキシコ・米国の3カ国共催による夏のワールドカップ開幕まで、残り約3カ月となった。アルゼンチン代表は2022年のカタールW杯に続く大会2連覇を目指し、フィナリッシマで強豪スペインと戦う予定だったが、中東情勢悪化の影響で中止。代替案としてグアテマラ戦が組まれたが、これも無くなる可能性があると、カタールメディア『ビーイン・スポーツ』が19日に報じている。
アルゼンチン代表、まさかの試合中止で大混乱
アルゼンチン代表はW杯2026の南米予選で12勝2分2敗の成績を残し、首位で本大会出場を決めた。
そして、今月27日にはカタールの首都ドーハで、南米選手権王者のアルゼンチンと欧州選手権チャンピオンのスペインによるスーパーカップ(フィナリッシマ)が開催される予定だったが、米国がイスラエルと共に2月28日、イランに対して大規模な軍事作戦を実施したことにより事態が急変。
イランがカタールの米国軍施設やガス施設攻撃をするなど、周辺国を巻き込む戦いに発展したことで、中東情勢は急激に悪化した。
そのためフィナリッシマは中止。
本来であれば、FIFAランキング2位のアルゼンチンと対戦したいチームは多いはずだが、決定のタイミングが悪く、なかなか候補は見つからず。
最終的にFIFAランキング94位のグアテマラ代表と試合が組まれることになる。
ただ、グアテマラは3月27日にイタリアのジェノアでアルジェリア代表と対戦する予定であり、その後すぐに南米へ移動し、アルゼンチンと戦わなければならない。
しかし、同メディアによると「国際サッカー連盟(FIFA)の規定では、同一のインターナショナルウィンドウ期間中に、異なる大陸で試合を行うことを禁じている。
長距離移動による選手の負担を避けることが、その理由だ。
このルールに従えば、31日に行われるブエノスアイレスでの試合は中止せざるを得ない」という。
つまり、準備不足の状態でW杯に臨むというわけだ。
それを避けるため、現在も様々な代替案が検討されている。
もし、いずれも実現できなかった場合について同メディアは「結論が出なければ、アルゼンチンは異例の条件下で大会に臨むことになる」と伝えている。
