SC相模原は惜敗
J3リーグのSC相模原は27日、天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会 準々決勝で前回王者のヴィッセル神戸と対戦し、PK戦の末に敗れた。相模原DF加藤大育が奪った先制ゴールは、デザインされたセットプレーからだった。最後まで神戸を追い詰めるも、惜しくも準決勝進出を果たすことはできなかった。
先制点が生まれたのは15分。右サイドのFKからパスを繋ぐと、浮き球のボールを受けた藤沼拓夢が折り返す。最後は加藤が右足で合わせてゴールネットを揺らした。デザインされたFKから完璧に崩して、得点を奪っている。
シュタルフ悠紀リヒャルト監督は相模原の公式サイトを通して、試合後に「セットプレーの攻撃担当がしっかり分析して、いいアイデアを出し、それをプラン通り実行して生まれたゴールだったので、素晴らしかったと思います」と選手たちを称え、練習していたプレーが得点に結びついたことを明かした。
相模原は30分に小松蓮のゴールで同点に追いつかれ、試合は延長戦でも決着がつかず。PK戦で2人が失敗し、2-4で準々決勝敗退となった。
