ヴィッセル神戸が準決勝へ進出
J1リーグのヴィッセル神戸は27日、天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会 準々決勝でJ3のSC相模原と対戦し、PK戦にまでもつれ込む接戦を制した。神戸に所属する26歳のFW小松蓮が、わずかな隙間に強烈な一撃を叩き込み、同点ゴールを決めて勝利に貢献した。
15分、デザインされたFKから加藤大育に決められ、先制点を許してしまう。それでも30分に同点弾を奪う。井出遥也が右サイドからクロスボールを供給すると、小松がニアでヘディングシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
相手GKと右ポストのわずかなスペースに決める精度抜群のシュートでチームに同点弾をもたらした。試合は延長戦でも決着がつかず、PK戦に突入。4人全員が成功した神戸が4-2で制し、次のラウンドへ駒を進めた。準決勝ではサンフレッチェ広島と対戦する。
