アル・アハリ（サウジアラビア）は現地時間15日、AFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）・リーグステージ第1節で、ナサフ・カルシ（ウズベキスタン）と対戦し、4-2の勝利を収めた。この一戦では、リヤド・マフレズが値千金の逆転ゴールをマーク。その得点は、個人技から奪った見事なものだった。
リヤド・マフレズが逆転ゴール
【写真：Getty Images】
昨シーズンのACLEでは、決勝で川崎フロンターレを下し、初のアジア王者に輝いたアル・アハリ。2連覇を目指すマティアス・ヤイスレ監督率いるチームの初戦は、新戦力のエンツォ・ミローに加え、マフレズやフランク・ケシエなど、昨シーズンの優勝メンバーが先発に名を連ねた。
試合は、前回王者が前半だけで2失点を許し、2点ビハインドで後半へ。それでも、65分と68分に背番号「10」を背負うミローがゴールを奪い、試合を振り出しに戻す。
そして迎えた後半アディショナルタイム4分、マフレズの左足から逆転ゴールが生まれる。ボックス右で流れてきたボールを拾った34歳は、迷わずドリブルで仕掛けると、独特のステップからシュートコースを作り出して、左足を振り抜く。グラウンダーのシュートは、ゴール右隅に吸い込まれた。個の力でこじ開けた見事なゴールだった。
マフレズのゴールで試合をひっくり返したアル・アハリは、後半アディショナルタイム15分にモハメド・スライマンが1点を追加。苦しみつつも、初戦を白星で飾った。
