ガンバ大阪は17日、AFCチャンピオンズリーグ2（ACL2）リーグステージ・グループF第1節で、本拠地「市立吹田サッカースタジアム」に東方を迎え、3-1で勝利を収めた。この試合の3点目をマークしたデニス・ヒュメットの直接FKゴールは、完璧な一発だった。

デニス・ヒュメットの強烈な一撃

　昨シーズンの明治安田J1リーグを4位で終え、ACL2の出場権を掴んだガンバ大阪。初戦は、香港の東方と対戦した。

　試合が動いたのは28分、ホームチームは右サイドでの崩しから、最後はウェルトンが蹴り込み、先制に成功する。ところが1分後、ジル・マルティンスにスーパーゴールを叩かれてしまい、同点に追いつかれる。その後は攻めあぐねたガンバだったが69分に、ゴール前でのパス交換から途中出場の宇佐美貴史がゴールネットを揺らし、勝ち越しに成功する。

　そして迎えた75分、ヒュメットが追加点を奪う。ゴール正面やや左の絶好の位置でFKを獲得したガンバ。キッカーを務めたスウェーデン人ストライカーが、短い助走から右足を振り抜くと、インフロント気味に放たれたシュートは、ゴール右隅に突き刺さった。シュートスピードとコース共に完璧な一発だった。

　このゴールで突き放したガンバは、3-1で勝利。ホームでの初戦できっちりと勝ち点「3」を獲得した。