ヴィッセル神戸は17日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)・リーグステージ第1節で、上海海港とのアウェイゲームに臨み、3-0で快勝した。この試合の先制点を挙げたのはFWエリキ。その得点はボックス外から豪快に蹴り込んだ、見事な一発だった。
エリキが貴重な先制弾
初のアジア制覇を狙う神戸が、ケヴィン・マスカット監督率いる上海海港とのアウェイゲームに臨んだ。
試合が動いたのは19分、エリキの右足から先制点が生まれる。大迫勇也が井出遥也とのパス交換からボックス手前まで侵入すると体勢を崩しつつも、31歳のブラジル人アタッカーにボールを預ける。
このパスを受けたエリキは、右足を振り抜くと、ボールはゴール左隅に一直線。強烈な弾丸シュートが、ゴール左上に突き刺さった。背番号「27」の圧巻のゴラッソだった。
このゴールで均衡を破った神戸は、40分にはエリキのクロスを宮代大聖が頭でゴールネットを揺らし、追加点を奪取。さらに44分には、右サイドからの崩しから、大迫にも得点が生まれて、3-0に。
後半は決定機を作られた神戸だったが、前川黛也のビッグセーブもあり、無失点勝利。敵地での一戦で、勝ち点「3」を手に入れた。
