AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)グループステージE組、北京国安(中国)対コンアン・ハノイ(ベトナム)の試合が現地時間18日に行われ、2-2の引き分けに終わった。ベトナムメディア『VnExpress』は同日に、この試合で両チームの選手がヒートアップし、乱闘に発展したことを伝えている。
乱闘に発展
【写真:Getty Images】
80分、こぼれ球をキープしようとしたハノイFWチャイナとクリアのために飛び込んだ北京DFヘ・ユペンが衝突してしまう。最初はピッチ外で倒れ込んでいたヘ・ユペンだが、転がりながらピッチの中に移動する動きを見せたことでハノイMFステファン・ムークが外に連れ出そうとした。
ヘ・ユペンをピッチ外に押し出そうとしたステファン・ムークを、北京MF張源が止めようとしたのを合図に両チームの選手が入り乱れて乱闘に発展してしまう。多くの選手が揉み合う事態に対して、観客席からはペットボトルなど多くの物が投げ込まれた。
同メディアは、「北京の選手を引きずり出そうとしたことで乱闘騒ぎになった。スタンドのファンがピッチに物を投げ込み、医療スタッフの頭部にペットボトルが直撃した。ハノイDFの顔面にはボトルが投げつけられている」と、アクシデントが発生した際のピッチの様子を伝えている。
また、VARが使用できない状況下であったことから、選手たちにイエローカードが提示されたものの、退場処分になった選手はいなかったと同メディアは報じた。