サウジアラビアのアル・ナスルは2日、AFCチャンピオンズリーグ2（ACL2）のグループステージ第2節で、イラクのアル・ザウラーSCと対戦し、2-0で勝利した。この試合では、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが、チームの2点目をマーク。その得点は、見事なテクニックで奪ったゴールだった。

ジョアン・フェリックスがゴラッソ

　連勝を目指すアル・ナスルが、敵地でアル・ザウラーSCと対戦。主導権を握ったものの、1点が遠かったアウェイチームだったが、52分にアブドッラー・アル＝ハイバリの得点で均衡を破る。

　そして迎えた81分、今夏にアル・ナスルに加入してから、好調を維持している25歳のアタッカーが、圧巻のゴールを奪う。

　ボックス手前左でサディオ・マネからのパスを受けたJ・フェリックスは、細かなボールタッチで相手を交わすと、3人に囲まれながらコントロールシュート。美しい放物線を描いたシュートは、ゴール右上に吸い込まれた。さすがのテクニックで奪ったスーパーゴールだった。

　J・フェリックスの追加点で2-0で勝利したアル・ナスルは、ACL2で連勝スタートを切った。なお、J・フェリックスはこの試合での得点で、移籍後9試合で8ゴールを記録。サウジアラビアの地で輝きを放っている。