日本女子サッカープロサッカーの最高峰・WEリーグが開幕してから今季で5年目。2024/25シーズンは公式戦総入場者数が過去最多の33万人越えを記録し、同リーグが主催するクラシエカップ・決勝戦に至っては2万1,524人を動員した。今回は、成長著しいWEリーグの平均観客数に着目し、動員が多かったクラブをランキング形式で紹介する。※データの参照元はWE LEAGUE Data Site
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3位:セレッソ大阪ヤンマーレディース

【写真:Getty Images】
24/25リーグ戦平均動員数:3,105人
前年度:2,578人(+20.44%)
2023/24シーズンよりWEリーグで戦うセレッソ大阪ヤンマーレディースが、入場者数で堅調な成長を見せている。
参入初年度のホームゲーム平均入場者数が2,578人だったのに対し、翌2024/25シーズンは20.44%増の3,105人。リーグの成績も9位から7位と、ゆっくりだが確実に歩みを進めている。
平均値は昨季に軍配が上がったが、“一発のデカさ”では初年度が勝る。2023/24シーズンの第16節・日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦には6,651人が訪れており、同年のリーグ最多動員記録にその名を刻んだ。
集客面の強みはやはり本拠地のヨドコウ桜スタジアム。大阪・長居公園に位置する約24,000人を収容可能なスタジアムは、抜群のアクセシビリティを誇る。
JR阪和線・鶴ヶ丘駅、Osaka Metro御堂筋線・長居駅は共に徒歩圏内。大阪シティバスも利用可能で、阪神高速14号松原線を通れば自家用車でもスムーズに来場できる。
加えて、ヨドコウはサッカー専用スタジアムのため客席とピッチが近く、観戦もしやすい。新規のお客さんにも優しいのは、リピーターを増やす意味でも非常に重要だ。
今季は8試合を終えた段階で暫定11位とやや沈み気味だが、まだまだリーグは先が長い。今後の成長のため、少しでも上を目指したいところだ。
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