日テレ・東京ヴェルディベレーザは4日、2025/26 SOMPO WEリーグ 第9節でサンフレッチェ広島レジーナと対戦し、1-1のドローに終わった。ベレーザに所属するなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）MF塩越柚歩がコーナーキックの混戦から、先制ゴールを挙げている。

塩越柚歩が先制ゴール

　前半をスコアレスで折り返すと、61分に均衡が破れる。菅野奏音のCKは跳ね返されるも、これを拾った眞城美春がクロスボールを供給し、青木夕菜が頭で合わせる。シュートはクロスバーに当たるも、樋渡百花がヘディングで折り返し、最後はファーサイドで塩越が押し込んだ。

　塩越はボールの行方を予測していたのか、ファーサイドからゴール前に入り、ダイレクトで決めている。これで先制したベレーザだったが、80分に上野真実に得点を奪われ、勝ち点3を逃した。

　AFC女子チャンピオンズリーグ（AWCL）に出場するベレーザは、すでに第13節を消化。勝ち点を「22」に積み上げ、得失点差により首位に立っているが、1試合消化の少ない2位のINAC神戸レオネッサとは勝ち点で並んでいる。