10月14日に行われたブラジル代表との国際親善試合で、歴史的な初勝利を手にしたサッカー日本代表。しかし、世界には未だ一度も勝利を挙げたことのない国が存在する。今回は、日本代表の歴史において未勝利が続く国を紹介する。※戦績は『Transfermarkt』を参照。3試合以上戦った国が対象
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セネガル代表

アフリカの強豪、セネガル代表【写真:Getty Images】
対戦回数:4回
戦績:0勝2分2敗
最後の対戦:2018年6月25日
アフリカにも、日本代表がこれまで苦戦を強いられてきた国が存在する。
これまで4度対戦し2分2敗と、未だ勝利を挙げたことのないセネガル代表だ。
初対戦は38年前の1987年5月。試合は2-2の引き分けに終わり、勝敗は決着しなかった。
それから14年後、FIFAワールドカップ(W杯)日韓大会の前に行われた親善試合で再び対戦するも、日本代表は0-2で敗北を喫する。
この試合で得点を挙げたのが、現在セネガル代表の監督を務めるパペ・ティアウだった。
さらに2003年9月にも両国は対戦したが、この試合でも0-1で惜敗している。
こうした経緯から、セネガルは日本代表にとって、アフリカ大陸の苦手国のひとつとされてきた。
そして、記憶に新しいのは、2018年のW杯ロシア大会だろう。グループHで同組となった両国は、グループリーグ第2節で激突した。
互いに初戦を勝利して迎えた2戦目は拮抗した展開となった。
セネガル代表のエース、サディオ・マネに開始11分で先制点を許すも、日本代表は前半のうちに乾貴士のコースを狙った見事なシュートで同点に追いつく。
その後、こう着状態が続いたが、71分に再びセネガル代表に得点を許した日本代表は、途中出場の本田圭佑が日本人初となるW杯3大会連続ゴールを決め、2-2の引き分けに持ち込んだ。
現在のセネガル代表はFIFAランキング18位で、日本代表より1つ上に位置している。
W杯アフリカ予選ではグループリーグを首位通過し、3大会連続で本大会出場を決めるなど、その実力は折り紙付きだ。
次回大会でも、日本代表の前に立ちはだかる可能性は十分にあるだろう。
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