ヴィッセル神戸は5日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)・リーグステージ第4節で蔚山HDFCを本拠地「ノエビアスタジアム神戸」に迎えた。前節は壮絶な撃ち合いの末に敗れた神戸。3勝目を目指すホームゲームでは、大迫勇也や宮代大聖、山川哲史などがスタメンに名を連ねた。
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ヴィッセル神戸がホームで蔚山HDと対戦
先に決定機を作ったのは、ホームチーム。
11分、ボックス内で井手口陽介との浮き球でのパス交換から、大迫がボレーシュートを放つ。
鮮やかな右足での一振りでゴールネットを揺らしたが、VARでジェアン・パトリッキのオフサイドが認められ、ゴールは取り消された。
その後も攻守の切り替えが早く、圧倒的に押し込んだ神戸。しかし、得点は奪えず、スコアレスで前半を折り返す。
後半も前半同様に神戸が押し込む時間が続く。
そして迎えた58分、とうとう均衡を破る。
鍬先祐弥の右からのクロスをボックス内で収めたパトリッキが、振り向きざまに左足でシュートを放つ。
これがゴール左隅に吸い込まれ、ホームチームが先制に成功した。
先手を奪った後は、前に出てきた蔚山にボールを支配される時間が続いた神戸。それでも途中出場の武藤嘉紀が決定機を作るなど、追加点を狙う。
最後は相手のパワープレーに押し込まれたものの、このまま逃げ切りに成功。
吉田孝行監督率いるチームは、公式戦5試合ぶりの白星を飾り、リーグステージ首位に躍り出た。
【得点者】
58分 1-0 ジェアン・パトリッキ(ヴィッセル神戸)
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【了】
