AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)西地区のリーグステージ第5節が現地時間24日に行われ、アル・イテハド(サウジラビア)はアル・ドゥハイル(カタール)と対戦。敵地で2-4で敗れた。敗戦を喫したものの、元フランス代表FWカリム・ベンゼマは2ゴールと躍動。中でも、2点目は見事なゴールだった。
——————————
カリム・ベンゼマのゴラッソ
ここまで2勝2敗と苦戦気味の昨季のサウジアラビア王者は、前半に2点を失うと、53分と73分にもゴールを許し、4点を追う展開に。
それでも76分に、ムサ・ディアビからの折り返しをベンゼマが押し込み、アル・イテハドは1点を返す。
すると、83分には再び37歳のストライカーが魅せる。
対角のロングボールをボックス内左で受けた背番号「9」は、右にボールをずらしてシュートコースを作り出すと、右足を振り抜く。
綺麗な放物線を描いたシュートは、ゴール右隅に吸い込まれた。
ボールを引き出す動き出しからフィニッシュまで、上手さを見せつけた圧巻の得点だった。
ベンゼマの2ゴールで意地をみせたアル・イテハドだったが、2-4の敗戦。ACLE3敗目を喫した。
