ヴィッセル神戸は26日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第5節で上海申花と敵地で対戦した。FC町田ゼルビアに敗れ、3年ぶりの無冠が決定した天皇杯決勝から中3日。大迫勇也や井手口陽介、権田修一らがスタメンに名を連ねた。
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ヴィッセル神戸が敵地で上海申花と対戦
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ここまで3勝1敗で首位に位置する神戸と1勝1分2敗で11位につける上海申花の一戦。
序盤から主導権を握りかけていた神戸だったが、7分にルイス・アスエに右サイドを突破され、決定的なシーンを作られる。
その後は、上海申花ペースで試合は進む。
14分には、カウンターの流れからルイス・アスエにボックス外からフリーでシュートを許したが、バーに当たり、失点は免れる。
一方で、神戸にも決定機。
22分、右ポケットに侵入した井手口のクロスをフリーで汰木康也がヘディングシュートを放ったが、枠を捉えることができなかった。
それでも31分、井手口が佐々木大樹のパスを受けて、ボックス内右から抜け出すと、冷静にゴール左隅に流し込み、貴重な先制点をもたらした。
さらに39分には神戸に追加点。
左CKから飯野七聖がショートコーナーで速いクロスをニアに供給すると、山川哲史が上手く頭で流し込み、神戸がリードを広げた。
このまま前半は終了。神戸の2点リードで折り返す。
後半の立ち上がりは、前への圧力を高めてきたホームチームに押し込まれる時間が続いた神戸。
序盤のピンチを凌いだアウェイチームは、徐々に主導権を握り、押し込む展開に。
しかし、66分にはカウンターからサウロ・ミネイロに独走を許し、神戸はゴールネットを揺らされてしまったが、前のプレーでファウルがあったとして、VARの結果で取り消された。
その後は、落ち着いて時計の針を進めた神戸。それでも80分に飯野七聖がPKを献上。
失点をすれば、1点差に詰め寄られる重要な場面となったが、アンドレ・ルイスのシュートを権田がビッグセーブ。
経験豊富なGKが大きな仕事を果たした神戸は、このまま逃げ切りに成功し、敵地で上海申花を2-0で下した。
勝点「12」に伸ばした吉田孝行監督率いるチームは、首位をキープしている。
【得点者】
31分 1-0 井手口陽介(神戸)
39分 2-0 山川哲史(神戸)
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【了】
