ヴィッセル神戸は26日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第5節で上海申花と敵地で対戦。2-0で下し、首位をキープした。この試合では、井手口陽介が先制点をマーク。荒れたピッチの中でも、見事な連係で奪った得点だった。
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井手口陽介が先制点
FC町田ゼルビアに敗れ、3年ぶりの無冠が決定した天皇杯決勝から中3日。
心身共に切り替えの難しい中での一戦となったが、31分に中盤で存在感を放っていた井手口が魅せる。
ボックス手前右でボールを受けた背番号「7」は、大迫勇也にボールを預けて、そのままゴール前にスプリント。
大迫、佐々木大樹と繋がったボールをゴール前で受けた井手口は、粘り強くゴール左隅に流し込み、貴重な先制点を挙げた。
ピッチコンディションがあまり良くない中、三角形でのパス交換から完全に崩した見事なゴールだった。
この得点で勢いにのった神戸は、39分に山川哲史がセットプレーから追加点。
後半はやや押し込まれたものの、権田修一のPKストップなどで、クリーンシートで終えた神戸が、2-0で快勝。
敵地で上海申花を下し、首位をキープした。
