
FIFAワールドカップ2026の組み合わせ抽選会がアメリカ合衆国で行われた【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(W杯)組み合わせ抽選会が現地時間5日、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.にあるジョン・F・ケネディ・センターで行われた。全12グループの対戦カードが決まっている。
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FIFAワールドカップ2026の死の組は?
W杯は今大会から出場国が「32」から「48」に増加。それゆえに初出場国も多く、以前に比べると、いわゆる「死の組」が誕生しにくいことが予想されていた。
今回の注目ポイントは、POT3最強とも呼べるノルウェー代表と、イタリア代表の勝ち上がりも予想される欧州プレーオフA枠がどこに入るかということ。欧州は同グループ2ヵ国まで入ることができるため、彼らのいる組が必然的に厳しくなると予想された。
イタリア代表のいる欧州プレーオフAは、グループBに入り、開催国カナダ代表とカタール代表、スイス代表と同組になった。現時点ではスイス代表とプレーオフA枠の2強、カナダ代表とカタール代表の2弱という見方が強く、「死の組」にはならなかった。
一方のノルウェー代表は、2018年ロシア大会王者のフランス代表、そしてアフリカ屈指のタレント軍団であるセネガル代表、大陸間プレーオフ2(ボリビア/スリナム/イラク)の勝者と同組に。ここが、今大会における「死の組」と考えて良さそうだ。
日本代表にとって最悪のシナリオは、POT1で南米の強豪(アルゼンチン代表、ブラジル代表)を引き、POT3でノルウェー代表、POT4で欧州プレーオフAの勝者というものだったが、さすがに実現しなかった。
しかし、オランダ代表に加え、欧州プレーオフ勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)もいるグループがタフなことに変わりない。史上初のベスト8へ、厳しい戦いが待ち受ける。
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