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史上初の“W杯日韓戦”実現の可能性に韓国紙は「激しいライバル戦」と強調。直近対決はエース不在で「1軍とは認めない」と指摘

text by 編集部 photo by 【写真:田中伸弥】
ボリビア代表戦のサッカー日本代表日本代表【写真:田中伸弥】



FIFAワールドカップ2026(W杯)組み合わせ抽選会が現地時間5日、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.にあるジョン・F・ケネディ・センターで行われた。韓国メディア『中央日報』は7日、W杯の決勝トーナメントで“日韓戦”が実現する可能性があると伝えている。
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「激しいライバル戦」

 抽選の結果、サッカー日本代表はグループFに入り、オランダ代表、チュニジア代表、欧州プレーオフB(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)の勝者と対戦する。

 一方で、グループAに決まった韓国代表は、開催国のメキシコ代表、南アフリカ代表、そして欧州プレーオフD(デンマーク、北マケドニア、チェコ、アイルランド)の勝者と同組になった。

 同メディアは、「史上初となる日韓戦が実現するのだろうか」と前置きし、次のように述べている。

「日本と韓国がグループステージを突破した場合、決勝トーナメントで激突する可能性は高い。

日本が3位で突破した場合、韓国がグループAの1位となればラウンド32で日韓戦が開かれる可能性がある。

ラウンド16で日韓戦が成就するかもしれない。この場合、韓国がグループ2位、日本がグループ1位となり、ラウンド32で両チームが勝利する必要がある。両国が3位で突破した場合も、ラウンド16で対戦可能だ」


 また、「英メディア『ガーディアン』は日韓戦を“世界5大ライバル戦 ”に挙げるほど、日韓戦は激しいライバル戦だ」と述べつつ、直近の試合では3連敗を喫している状況であると指摘した。

 さらに、日本と韓国が「精鋭」で対戦したのは直近14年間で1回だけであると強調しており、2021年3月に横浜で行われた国際親善試合を振り返っている(日本が3-0で勝利)。

 記事では、「当時は、キャプテンのソン・フンミンが負傷の影響で招集されておらず、一部の韓国ファンはこの試合の代表チームを“一軍”と認めていない」と、敗北した親善試合の結果に対する韓国の反応についても伝えている。

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