FIFAワールドカップ2026の組み合わせ抽選会が現地時間5日に行われ、日本代表はオランダ、チュニジア、そして欧州プレーオフB勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)と同組のグループFに入った。イランの国営メディア『プレスTV』は18日、各組の有力候補、ダークホース、必見の試合などを報じている。
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サッカー日本代表、再びワールドカップで旋風を巻き起こす?
今大会から3位でも成績上位8チームなら突破できるため、従来のような“死の組”と呼べるグループは存在しない。
しかし、実力が拮抗しているグループは多数あり、優勝候補と言えども足をすくわれる可能性はありそうだ。
グループFはFIFAランキング18位日本、7位オランダ、40位チュニジアに加え、28位ウクライナがプレーオフを勝ち上がってくることもあり得る。
そうなれば、より一層複雑さを増すだろう。
グループFについて、同メディアは「大会経験が豊富なチームが揃っている。
オランダは組織的なプレーとスター性、そして確かな実績を持ち、日本はテンポの速さと高い組織力が持ち味。
チュニジアは粘り強さと守備の統制力を備え、UEFAプレーオフBの勝者は直前に加わる“欧州勢の変数”となる。
いわゆる楽な対戦相手は存在せず、どのチームもボールを持たずに戦うことに慣れており、相手のミスを確実に突いてくる」と評価した。
突破の有力チームとしては、オランダ、日本の2カ国を選び、日本に関しては「彼らが安定して大会で結果を残す存在になったことは、もはや驚きではない。
サムライブルーは規律あるプレッシングと高い戦術理解度によって、格上相手とも互角以上に渡り合える。
ボール保持でもトランジションでも戦える日本は、グループの伝統的強豪を脅かす立場にある。
2022年のW杯では、ドイツとスペインを下した実績もある」と伝えている。
ダークホースは、欧州プレーオフB勝者とチュニジアで、いずれも波乱を巻き起こす存在と捉えた。
注目カードは2つある。
一つ目はオランダ対日本で「グループ首位を左右する可能性があり、両者にとって戦術的な試金石となる一戦」とした。
二つ目は日本対欧州プレーオフB勝者で「2位争いの行方を左右する重要な試合になりそうで、欧州的な現実主義と日本の強度の対比が見どころ」と見ている。
最終的な予想としては「オランダが最有力で突破し、日本が僅差で2位に続く展開が本命だ。
UEFAプレーオフB勝者は大きな脅威となり、チュニジアは全試合を接戦に持ち込むだろう」と報じている。
予想外のシナリオとしては「オランダが出遅れた場合、日本がグループ首位に立ち、早い段階でノックアウトステージの構図を大きく変える可能性もある」との見解を示した。
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