FIFAワールドカップ2026は、カナダ、メキシコ、米国の3カ国で共同開催され、2026年6月11日から7月19日の日程で試合が行われる予定だ。開幕に先駆け、英メディア『ザ・フッティ・ティップスター』が24日、ダークホースランキングを発表し、日本代表を2位に選出している。
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サッカー日本代表、ベスト8以上の目標を達成するのか?
W杯の組み合わせ抽選会は現地時間5日に行われ、日本はオランダ、チュニジア、そして欧州プレーオフB勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)と同組のグループFに入った。
今大会では出場枠が従来の32カ国から48カ国に増えたことで、キュラソー、ウズベキスタン、ヨルダン、カーボベルデといった初参加のチームもいくつかある。
さらに、各組の3位の中から成績上位8チームは次のラウンドへ進むことができるため、最後まで気の抜けない戦いになることが予想される。
スペイン、フランスなど優勝候補だけでなく、隠れた脅威と見做される“伏兵”も、今大会を盛り上げることになりそうだ。
同メディアはダークホースランキングと題し、旋風を巻き起こす可能性がある5チームを選んでいる。
まず、1位はノルウェーだ。
同メディアは「彼らは2026年のW杯予選で屈指の存在感を放っており、8試合全勝と内容面でも圧倒している。
37得点という数字は偶然ではない。
アーリング・ハーランドが依然として攻撃の軸であることに変わりはないが、もはや一人頼みのチームではない。
マルティン・ウーデゴールが試合のテンポを支配し、相手守備を押し広げ、かつては制御しきれなかった試合展開を自分たちのものにしている」と評価している。
2位は日本で、寸評では「もはや彼らの成功をサプライズとして語る者はいないだろう。
長期的な育成・強化プランは何十年も前から公にされており、その成果がようやく目標と一致し始めている。
2026年のW杯予選では、開催国以外で最も早く本大会出場を決めた国となり、その過程も日本の代名詞とも言える落ち着きと効率性に満ちたものだった。
FIFAランキングは世界トップ20圏内で、選手たちは欧州のトップリーグでプレーしている。
三笘薫の鋭い突破力、南野拓実の巧みな動き、そして華やかさよりもバランスを重視する中盤構成が、どんな環境でも機能するチームシステムを支えている。
今回で7大会連続のW杯出場となり、これまで4度ベスト16に進出している。
日本の真の脅威は、隙をほとんど与えないことにある。
自滅することが少なく、攻撃的で表現力のあるチームを相手にした場合、その規律が大きな壁となる。
とりわけグループステージでは、日本は忍耐をプレッシャーへと変え、相手を追い詰めていく」と伝えている。
なお、それ以降は3位モロッコ、4位コロンビア、5位エクアドルと続いた。
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