イランのスポーツ・青少年大臣を務めるアフマド・ドニャマリ氏が、イラン代表のFIFAワールドカップ(W杯)2026出場辞退を示唆したことで、ボイコットが現実味を帯びている。その場合、代わりに別のチームが本大会へ進む可能性もあり、英メディア『ギブミースポーツ』が11日に代替候補を予想している。
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代替候補はイラクかUAEが最有力だが…
カナダ・メキシコ・米国の3カ国共催で開催されるW杯の組み合わせ抽選会が昨年12月に行われ、各4チームずつ分かれた12グループの組み合わせが確定した。
イランはベルギー、エジプト、ニュージーランドと同組のグループGに入り、それぞれ本大会へ向けた調整を続けている。
当然ながら、仮想イランを想定した対戦相手を探し出し、スケジュールを組んでいるチームもあるだろう。
まさか開幕3カ月前の段階で、辞退する可能性のチームが現れるとは、誰も予想していなかったはずだ。
米国がイスラエルと共に2月28日、イランに対して大規模な軍事作戦を実施したことにより、事態は急変。
終わりの見えない報復合戦となっており、かつてサッカーの試合が行われた都市も爆撃を受けている。
そのような状況の中で、イラン側がW杯に出場できる状況ではないと表明。
米国のドナルド・トランプ大統領と国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、イランのボイコットを望んでいないものの、正式に辞退するのは時間の問題かもしれない。
そこで同メディアは、イランの不参加が確定した場合を想定し、どの国がその枠を引き継ぐのかという議論を始めた。
まず、AFC枠での最有力候補として、イラクとUAEを挙げている。
イランがアジア諸国の一員であることから、シンプルな解決策は、別のAFC加盟国が代わりに出場することのようだ。
もう一つの案としては、予選敗退した国の中でFIFAランキング最上位の国を選出するというパターンも考えられている。
イタリア代表は欧州プレーオフに残っているものの、FIFAランキング13位のチームと言えども敗れるかもしれない。
そうなった場合でも、イタリア代表が繰り上がりで本大会へ進む可能性もあるわけだ。
あくまでも同メディアの想定であるが、それが実現した場合、ベルギー、エジプト、ニュージーランド、イタリアという予想外の組み合わせとなる。
それを踏まえ、同メディアは「イランの代替国が決まれば、グループGの力関係は大きく変わる」と伝えている。
