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イラン代表のW杯メキシコ変更案をFIFAが却下!?グループリーグ3試合は予定通り米国で。開催続行も安全面は保証されず

text by 編集部 photo by Getty Images

イラン代表
ワールドカップに参加するイラン代表【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ(W杯)2026に出場する予定のイラン代表だが、米国との軍事衝突が始まったことで、微妙な立場となっている。同代表はグループリーグ3試合を米国以外で開催するよう国際サッカー連盟(FIFA)に求めたものの、その申請が却下されたようだ。英メディア『フォックススポーツ』が17日に報じている。

イラン代表、安全面懸念で試合会場変更を要請したが…

 カナダ・メキシコ・米国の3カ国共催で開催されるW杯の組み合わせ抽選会が昨年12月に行われ、各4チームずつ分かれた12グループの組み合わせが確定した。

 イランはベルギー、エジプト、ニュージーランドと同組のグループGに入り、すべて米国内のスタジアムで行われる予定となっている。

 しかし、米国がイスラエルと共に2月28日、イランに対して大規模な軍事作戦を実施したことにより、事態は急変した。

 爆撃の応酬に加え、ホルムズ海峡封鎖といった経済に大打撃となる作戦も実施され、世界全体に影響が及ぶ事態となっている。

 そんな中でも夏には通常通りW杯が開催される見込みだ。

 ただし、イラン代表に関する扱いは、不確かな部分が多い状況となっている。

 米国のドナルド・トランプ大統領は先週、イランがW杯に出場することを歓迎すると述べた。



 だが、一転して態度を変え「イラン代表のサッカーチームのW杯出場は歓迎するが、彼ら自身の命と安全を考えると、出場は適切ではないと私は考えている」と付け加えている。

 米国開催にもかかわらず、イラン代表の安全は保証できないことを示唆したのである。

 当然ながら、イラン代表としても安心できないため、米国ではなくメキシコで試合を行うことをFIFAに要請した。

 それでもFIFAには受け入れられず、試合は以前に決定された通りに行われることが決定。

 同メディアは「FIFAが火曜日に発表した声明により、試合開催地を含む日程の変更に関する憶測は終止符が打たれた」と伝えている。

 つまり、イランはニュージーランド戦とベルギー戦をカリフォルニア州イングルウッドで行い、エジプト戦をシアトルで行う見込みとなった。

 W杯が開催される6月までに、米国とイランによる争いが沈静化に向かっていれば良いが、果たして…。

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