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元ドイツ代表DFズーレ、30歳で現役引退を決断。ドルトムントでの4シーズンに感謝…代表では49試合に出場

text by 編集部 photo by Getty Images

ボルシア・ドルトムントでプレーする元ドイツ代表DFニクラス・ズーレ
引退を決断した元ドイツ代表DFニクラス・ズーレ【写真:Getty Images】



 ボルシア・ドルトムントでプレーする元ドイツ代表DFニクラス・ズーレは7日、今シーズン限りで現役を引退することを明かした。

30歳で決断

 ズーレはポッドキャスト『Spielmacher』 内で、「今夏でキャリアを終えることを発表したい」とコメント。以前から引退は頭にあったものの、最終的な決断を下したのは4月18日に行われたブンデスリーガ第30節のホッフェンハイム戦での負傷後だったという。30歳のDFは、42分に負傷交代を余儀なくされた。

「ホッフェンハイム戦の後、ロッカールームでチームドクターが引き出しテスト(前十字じん帯断裂の可能性を確認する検査)を行い、理学療法士と顔を見合わせて首を横に振ったんだ。理学療法士も同じ検査をしたけど、結果は変わらなかった。その時、僕はシャワールームに行って10分間泣いた。その瞬間、本当に『断裂したんだ』と思ったよ」

「翌日にMRI検査を受けて、自分の中では1000%『終わりだ』と確信した。引退後の時間を楽しみにしていたのに、そこで3度目の前十字じん帯断裂と向き合わなければならないなんて、それ以上につらいことは想像していなかったよ」

 ズーレは2022年夏にバイエルン・ミュンヘンからドルトムントへ加入。センターバックとして公式戦109試合に出場し、3ゴールを記録した。


 中でも、特に印象深かったのは加入1年目だったという。

「あと一歩で優勝を逃したあのシーズンは、本当に特別だった。ホテルで過ごした時間、スタジアムへ向かう道中。あの時に感じた緊張感や高揚感は、プロデビュー戦の前以来だったかもしれない。マインツ戦の前に味わったあの感覚は、人生でも屈指の瞬間だった。あれほどのアドレナリンを、もう一度味わえるかは分からないよ」

 加入1年目は、ブンデスリーガ優勝を目前で逃した一方、2年目にはチャンピオンズリーグ決勝進出を経験した。

「ドルトムントでの4年間を振り返ると、本当に楽しい瞬間がたくさんあった。ロッカールームでの会話、スタジアムの雰囲気、8万人の観衆の前でプレーする特別さ。ファンはいつも温かく迎えてくれた。この時間は本当に恋しくなると思います」

「ドルトムントの人たちはオープンで温かく、正直だった。初日からそれを感じていたし、自分も強く惹かれた。子どもたちもここで保育園に通っているし、この街を離れるのは簡単ではないよ」

 ドイツ代表として49試合に出場したDFは、ここまでブンデスリーガ通算299試合に出場。直近2シーズンは、度重なる負傷に泣かされ、今季は公式戦12試合の出場に留まっていた。

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【了】

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