イングランド代表【写真:Getty Images】
イングランドサッカー協会は現地時間22日、FIFAワールドカップ2026(W杯)に臨むイングランド代表メンバー26人を発表した。英メディア『Four Four Two』は同日に、イングランドを率いるトーマス・トゥヘル監督のメンバー選考について分析している。
ベテランやスター選手も容赦なしの選外
トゥヘル監督は、守護神のGKジョーダン・ピックフォード、DFマーク・グエーイ、MFデクラン・ライス、FWハリー・ケインら主力選手を順当にW杯のメンバーに選出していた。
一方で、代表常連だったMFフィル・フォーデン、EURO2024決勝でもゴールを決めていたMFコール・パーマー、そして今季は好調を維持していたDFハリー・マグワイアなどが落選している。
トゥヘル監督はメンバー発表の記者会見で、「可能な限り最高のチームを作ろうとしている。それは必ずしも、最も才能ある26人を選ぶことではない」と、選考基準について説明した。
同メディアは、「監督は重要な決断を正しく下したのだろうか?もちろん、現時点では答えることはできない。しかし、我々の立場から見ると、彼の決断は極めて正当なものに見える」と、指揮官の決断を指示した。
その理由として、EURO2024において、フォーデン、パーマー、FWブカヨ・サカ、MFジュード・ベリンガム、MFエベレチ・エゼ、FWアンソニー・ゴードンらスター選手たちを同時起用する方法を見つけるべきだというメディアや評論家の声により、イングランドのチーム編成が難しいものとなっていたことを指摘している。
その上で、「現実的に考えると、チームに必要な選手は各ポジションにつき最大2人だ」と述べつつ、
「トーナメントを通して守備的な役割は比較的固定される可能性が高いことを考えると、守備的な選手をもう1人加えるのは無駄に思える。
したがって、特定の対戦相手に対応するために攻撃の選手が必要になる場合や、怪我や出場停止によって失われる戦力を補うための選手が必要だ。
トゥヘル監督のチームも例外ではなく、10番の選手を3人、センターフォワードを3人、ウインガーを4人連れて行く。それは十分すぎるものだ」と、今回のW杯に向けたメンバーについて語った。
また、パーマーとフォーデンについて、「ノニ・マドゥエケよりも優れているか?もちろん、そう断言できる」と前置きし、
「マドゥエケをサカ、ゴードン、ラッシュフォードと並べて選出したことは、指揮官が攻撃とパス供給のために、直接的なドリブルと自然なウイングプレーヤーを求めていることを示している。
明確なゲームプランがあり、より優れた選手を無理やり組み込むことは、そのプランを崩すものだ」と、指揮官の求める戦術的な役割を考えると、今回のメンバーから外れたことは理解できるものだと言及していた。