オーストラリア代表は現地時間3日、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のラウンド32でエジプト代表にPK戦の末に敗れた。PK戦直前のGK交代の判断は、選手には事前に共有されていなかったという。米メディア『ESPN』が4日に報じている。
PK戦前のGK交代、選手に事前共有なし
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試合は1-1のまま延長戦を終え、PK戦へ突入。その直前、トニー・ポポヴィッチ監督は、GKのパトリック・ビーチを下げ、経験豊富な34歳のGKマシュー・ライアンを投入する決断を下した。しかし、この“PK対策”ともいえる交代は、当事者にとっても予想外のものだったという。
ビーチは試合後、「その場で初めて知った。特別な計画があったのだと思うが、余計な情報は必要ないという考えだった」と語り、PK戦を前にしたGK変更について事前説明を受けていなかったことを明かした。
また「コーチ陣の判断であり、それが最善と考えられたのだろう。私たちの役割はその瞬間に集中することだけだった」としつつも、突然の決定であったことを認めた。
一方で、交代で投入されたライアンもPK戦になった場合の起用を知らされていたわけではなく、延長戦に入ってからウォームアップを指示され、終盤になってようやくPK戦での投入を告げられたという。
ライアンは「試合前からそういう状況を想定して準備はしていた」としながらも、「チームのために結果を出せなかったのは非常に悔しい」とコメントした。
ポポヴィッチ監督は試合後、「経験を重視した判断だった」と説明しつつも、結果にはつながらなかったことを認めている。
オーストラリアは、カタールW杯予選の大陸間プレーオフで同様のGK交代策を成功させた経験がある。しかし今回は再現できず、PK戦でエジプトに2-4で敗れ大会を去る結果となった。
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