FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)ベスト8【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)はベスト8が出そろい、欧州勢の強さが改めて浮き彫りとなった。準々決勝に進出したのは、フランス代表、スペイン代表、ベルギー代表、ノルウェー代表、イングランド代表、スイス代表、アルゼンチン代表、モロッコ代表の8チーム。このうち6チームが欧州勢となっている。
欧州勢が6チーム占拠は6度目
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スペインメディア『El Desmarque』は、この状況について「ヨーロッパサッカーが他大陸を大きく上回っている」と報道。同メディアに出演したマヌ・カレーニョ氏は、準々決勝の顔ぶれを見れば「W杯というより、まるでEUROのようだ」と表現し、世界最高峰の大会でも欧州の存在感が際立っていると指摘した。
今大会ではポルトガル代表やドイツ代表がすでに敗退している。それでも、残った8チームのうち6チームを欧州勢が占めた。カレーニョ氏は、アルゼンチンやモロッコの多くの選手も欧州クラブでプレーしていることに触れ、代表チーム単位だけでなく、クラブサッカーの構造面でも欧州が世界の中心にあるとの見方を示している。
一方、仏紙『Le Parisien』は、欧州勢6チームがベスト8入りしたことについて「ヨーロッパは支配しているが、記録は破っていない」と伝えた。
同紙によると、1986年以降、W杯準々決勝に少なくとも6つの欧州チームが進出するのは今回で6度目。前回2022年大会では5チームだったが、2018年大会もフランス、クロアチア、ベルギー、イングランド、ロシア、スウェーデンの6チームが8強入りした。
さらに同紙は、2006年大会、1998年大会、1990年大会でも欧州勢が6チームを占めたと紹介。1994年大会には、ベスト8のうち7チームが欧州勢だったこともあり、今回は歴代最多記録には届かなかった。
それでも、出場枠が拡大された今大会で欧州勢が再び準々決勝の大半を占めた意味は小さくない。アフリカからはモロッコ、南米からはアルゼンチンが残ったものの、アジア勢や北中米勢は姿を消した。W杯でありながら、終盤戦の構図は“ほぼEURO”。欧州サッカーの層の厚さを示すベスト8となっている。
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