【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で、ノルウェー代表の快進撃が国内で社会現象となっている。ノルウェーメディア『Aftenposten』は、ラウンド16でブラジル代表を2-1で撃破した直後、オスロ中心部の王宮周辺に約10万人が集まったと報じた。
ノルウェー代表のW杯躍進が“社会現象”に
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同紙によると、ブラジル戦後の国内は完全な“国民の祭典”状態になっていたという。人々は王宮へ向かって流れ込み、「ノルウェー、ノルウェー、ノルウェー!」の大合唱。
王宮前では、ノルウェー代表の応援でおなじみの“ボートを漕ぐ”パフォーマンスも起き、ホーコン王太子もその輪に加わったと伝えた。
その熱気は、準々決勝のイングランド代表戦にも直結している。『Aftenposten』によると、フログネル・スタディオンで行われるイングランド戦のパブリックビューイングは、2万2000枚のチケットが販売開始からわずか30秒で完売したという。単なるサッカー人気を超え、国全体を巻き込む一大イベントになっている。
さらに、ノルウェーメディア『VG』は、オスロ市庁舎前広場でもイングランド戦の大型上映が行われると報道。ブラジル戦の際には同広場に約5万人が集まったとし、市当局は今回さらに多くの来場者を見込んで警備体制を強化する方針だという。担当者は「土曜日は新たな国民の祭典になる」とコメントしており、市職員の一部は休暇を切り上げて準備にあたっているようだ。
ノルウェーは準々決勝でイングランドと対戦する。勝てば同国史上初のW杯ベスト4入りが見えてくる。ブラジル撃破で火がついた熱狂は、もはや一試合の勝利にとどまらない。ハーランドを擁するノルウェー代表は、ピッチ上だけでなく、国内社会そのものを揺らす存在になっている。