ベルギー代表FWロメロ・ルカク【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)準々決勝、ベルギー代表はスペイン代表に1-2で敗れ、ベスト8で大会を去ることになった。かつて“黄金世代”と呼ばれ、FIFAランキング1位にも到達したタレント軍団は、またしても主要大会のタイトルに届かなかった。
無冠に終わってしまうのか
ベルギーは、エデン・アザールを筆頭に、ヴァンサン・コンパニ、ヤン・フェルトンゲン、トビー・アルデルヴァイレルト、アクセル・ヴィツェル、ドリース・メルテンスらを擁し、2010年代半ばから世界屈指の戦力を誇った。
2015年にはFIFAランキングで初の1位に立ち、主要大会での初タイトルにも大きな期待が寄せられていた。
しかし、黄金世代が本格的に注目を集めた2014年ブラジルW杯では準々決勝でアルゼンチン代表に0-1で敗退。EURO2016でも準々決勝でウェールズ代表に1-3で敗れた。2018年ロシアW杯ではブラジル代表を撃破して4強入りしたものの、準決勝でフランス代表に0-1で敗戦。それでも3位決定戦でイングランド代表を2-0で破り、同国史上最高成績となる3位に輝いた。
だが、その後も頂点には届かなかった。EURO2020では準々決勝でイタリア代表に1-2で敗退。2022年カタールW杯ではグループリーグ敗退に終わり、EURO2024ではラウンド16でフランスに0-1で敗れた。そして今大会もスペインに敗れ、再びベスト8で姿を消した。
今大会のベルギーには、ケヴィン・デ・ブライネ、ロメル・ルカク、ティボー・クルトワ、アクセル・ヴィツェルら黄金世代のメンバーが残っていた。
いまなお所属クラブや代表で存在感を示す選手たちだが、ヴィツェルは37歳、デ・ブライネは35歳、ルカクは33歳。次の主要大会は2028年のEUROであり、次回W杯に向けてベルギー代表が本格的に世代交代を進める可能性も高い。
2018年W杯3位という輝かしい結果を残しながらも、EUROやW杯での優勝には手が届かなかったベルギー黄金世代。世界最高クラスの才能をそろえた時代は、無冠のまま終わってしまうのだろうか。
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