ノルウェー代表【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)準々決勝、ノルウェー代表対イングランド代表の一戦が現地時間11日に行われ、イングランドが2-1で勝利した。ノルウェーは前半に先制したものの、前半終了間際に追いつかれ、延長戦でジュード・ベリンガムに決勝点を許して敗退している。
同点ゴールに“疑惑”
物議を醸しているのは、イングランドの同点ゴールに関する場面だ。前半アディショナルタイム、GKオルヤン・ニーランのゴールキック後、ボールが上空のカメラワイヤーに当たったのではないかという疑惑が浮上。その後、イングランドはプレーを続け、エリオット・アンダーソン、アンソニー・ゴードンを経由して、最後はベリンガムが同点弾を決めた。
ノルウェーメディア『VG』は、ニーランが失点直後に上空のワイヤーを指さし、主審に激しく抗議したと報道。
アシスタントコーチのケント・ベルゲルセン氏は「ボールがカメラのワイヤーに当たり、本来より短くなった。主審は確認すべきだった」と不満を示した。また、解説者のケティル・レクダル氏は「そんなことが起きるのは完全におかしい」と指摘し、別の識者も「もし当たっていてドロップボールにならないなら、完全なスキャンダルだ」と怒りを表している。
一方、英紙『The Sun』は「FIFAの技術がイングランドを救った」と報じた。同紙は、映像ではボールがカメラケーブルに触れた可能性があるように見えたとしながらも、FIFAが公式に検証結果を示したと説明している。
FIFAは試合後、検証動画を公開。コネクテッドボール内のセンサーが、空中で「ボールの心拍」に異常なピークを示していなかったとして、ワイヤーに接触して軌道が変わった証拠はないと主張した。ノルウェー側の怒りは収まらないが、公式見解ではベリンガムの同点弾は認められた形だ。