イングランド代表DFダン・バーンが、アルゼンチン戦での敗戦を振り返り、トーマス・トゥヘル監督の戦術を擁護した。イギリスメディア『ESPN』が16日に報じている。
イングランド代表DFダン・バーンが敗因を分析
イングランドは現地時間15日、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)準決勝でアルゼンチンと対戦。アンソニー・ゴードンのゴールで先制したものの、終盤にエンソ・フェルナンデス、ラウタロ・マルティネスに得点を許し、1-2で敗れた。
イングランドは60年ぶりとなるW杯決勝進出まで、あと15分ほどに迫っていた。しかし、先制後にアルゼンチンの攻勢を受けると、7分間で2失点。再び決勝進出を逃す結果となった。
終盤に途中出場したバーンは、「W杯決勝まであと10分、15分というところまで来て、そこにたどり着けなかったのだから、当然つらい」と語った。
その一方で、「チームがやってきたことをとても誇りに思っている。大会前、誰も僕たちにチャンスがあるとは思っていなかった」とコメント。「正直に言えば、僕は勝てると思っていた。この大会は自分たちのものになるという感覚があった」と振り返った。アルゼンチンについては、「彼らがなぜ世界王者なのかを示した。彼らはその舞台に立ち、経験してきた」と称賛した。
イングランドは先制後、守備時に5バックへ変更。守勢に回ったことが逆転を招いたとの見方もあるが、バーンはトゥヘル監督の判断を擁護した。
「得点するまでは、ゲームプランを完璧に遂行していたと思う。アルゼンチンが何をしてくるか分かっていたし、うまく対応できていた」
しかし、先制後については、「少し消極的になった。深く守りすぎたと思う。アルゼンチンが作り出していたチャンスの質を考えると、ゴールを許すのは時間の問題のように感じた」と分析した。
さらに、「クロスを許しすぎたし、チャンスも与えすぎた。これまでの試合では、そうした場面をとてもよく守っていたので難しい」と続けた。
5バックへの変更についても、「4-4-2で守っていたときは多くのチャンスを許していた。何かを変えなければならなかった。これまでの試合では5バックでかなり安定していた」と説明した。
そのうえで、「監督は振り返れば別のことをしたかったかもしれない。でも、選手たちにも最後まで守り切る責任があった」と語った。
「W杯決勝まであと10分、15分だった。おそらく、僕たちは試合を終わらせるべきだった」
イングランドはまたしても決勝進出を目前にして敗退。バーンはトゥヘル監督の戦術を擁護しながらも、先制後にチーム全体が受け身になったことが、アルゼンチンの逆転を許した要因だったと認めている。
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