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FIFA、W杯優勝チームに“チャンピオンリング”導入を発表も… 英紙は「新たな金儲け」 サッカーの“アメリカ化”に反発の声

text by 編集部 photo by Getty Images
FIFAワールドカップ組み合わせ抽選会

【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)決勝、スペイン代表対アルゼンチン代表の一戦を前に、FIFAが新たに導入する“チャンピオンリング”が議論を呼んでいる。英紙『The Times』が報じた。

“チャンピオンリング”導入


 FIFAは今大会の優勝チームに対し、従来のトロフィーや金メダルに加え、アメリカのプロスポーツでおなじみのチャンピオンリングを贈る予定だという。英メディア『talkSPORT』は、NFLのスーパーボウルなどで見られる“優勝リング”が、W杯で初めて採用されると紹介した。

 リングは合計2026個限定で制作され、そのうち30個が優勝チームに贈られる。残る1996個はファン向けに販売される予定で、各リングにはW杯トロフィーや優勝チームに合わせたデザインが施され、個別番号も入るという。

 『The Times』は、この取り組みを「FIFAの新たなW杯金儲け」と皮肉り、ファンが購入できるリングの価格は最大15万ドル(約2400万円)に達する可能性があると伝えている。

 この発表に対し、英メディアでは批判的な見方が広がっている。『talkSPORT』は、ファンから「ナンセンス」といった反応が出ていると報道。開催国の一つである米国のスポーツ文化を取り入れる動きについて、サッカーの“アメリカ化”だと受け止める声もあると伝えた。



 今大会では、ハーフタイムショーの拡大や高額チケット、広告機会の増加など、商業化を巡る議論がたびたび起きてきた。そこにスーパーボウル式のチャンピオンリングが加わったことで、FIFAの姿勢に対する皮肉が再び強まっている。

 決勝にはドナルド・トランプ米大統領も出席予定で、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長とともに表彰式に関与する可能性も報じられている。ピッチ上では世界一を懸けた大一番が行われる一方、その裏側を巡っても大きな注目が集まっている。

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