【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の全48チームの最終順位が発表された。前回のカタール大会から4年が経ち、世界の勢力図はどのように変化したのだろうか。
前回カタール大会からどう変わった?
今大会は出場国が32から48へ増え、ラウンド32が新設された。前回大会からは22チームが入れ替わり、18チームが復帰、4チームが初出場。ノルウェー代表は28年ぶりの復帰大会で5位、コロンビア代表は10位、エジプト代表は15位に入った。初出場組では、カーボベルデ代表が唯一ラウンド32へ進出した。
最も象徴的な変化を見せたのはスペイン代表だ。前回はラウンド16敗退で13位だったが、今大会では頂点に立った。前回王者のアルゼンチン代表は準優勝となり、6位だったイングランド代表が3位、前回準優勝のフランス代表が4位に入っている。
上位陣ではベルギー代表の結果も目立っている。前回はグループリーグ敗退で23位だったが、今大会はベスト8に進み6位へ浮上した。
開催国の3チームもそろってラウンド32を突破した。メキシコ代表は22位から9位へ上昇し、1986年大会以来となるW杯決勝トーナメントでの勝利を記録。カナダ代表も31位から14位となり、W杯初勝利と初の決勝トーナメント進出を果たした。アメリカ合衆国代表も14位から12位へ順位を上げている。
一方、前回3位のクロアチア代表は20位へ後退。前回ベスト8のオランダ代表は17位、ポルトガル代表は13位、ブラジル代表は11位となった。セネガル代表は10位から31位、韓国代表は16位から34位へ大きく順位を落としている。
アジア勢では、日本代表が前回9位から21位へ後退した。ただし、前回はラウンド16、今回はラウンド32で敗れており、いずれもグループリーグ突破後の最初の決勝トーナメントで敗退した点は同じだ。オーストラリア代表も11位から22位となり、韓国は前回の決勝トーナメント進出からグループリーグ敗退へ後退した。
出場国数と大会方式が異なるため、順位だけでの単純比較はできない。それでも、スペインやベルギーの上昇、クロアチアや韓国、セネガルの後退、復帰組の台頭からは、4年間で勢力図が大きく動いたことが見えてくる。