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アディダス、史上初の“完全3Dプリントスパイク”をMLSで実戦投入 16歳MFがプロ公式戦で初着用

text by 編集部 photo by Getty Images
フィラデルフィア・ユニオンに所属するMFカバン・サリバン

カバン・サリバン【写真:Getty Images】



 アディダスが開発を進める3Dプリント技術を用いたサッカースパイクが、プロの公式戦で実戦投入された。着用したのは、MLSのフィラデルフィア・ユニオンに所属するMFカバン・サリバンだ。

“完全3Dプリントスパイク”


 このスパイクは、アディダスが2026年3月に始動した「Project R.A.P.(Radical Athlete Perception)」から生まれたもの。同プロジェクトでは、積層造形技術を使い、競技やアスリートごとに異なる製品を作り出すことを目指している。

 アディダスの公式サイトによると、今回のフットボールブーツは選手のフィードバック、テスト、各種データをもとに開発。3Dプリントによって選手ごとの足に合わせたフィットと、個別に調整されたサポートを提供する設計だという。

 開発にはFWクヴィチャ・クワラツヘリアとFWアデモラ・ルックマンも協力している。現時点では市販モデルではなく、将来に向けた実証段階のコンセプトと位置づけられている。

 サッカーギア専門サイト『Footy Headlines』は、サリバンがプロ公式戦で完全3Dプリント製のスパイクを着用した初の選手になったと伝えた。ピンクと赤を組み合わせた配色で、アッパーからソールまで細かな層が連なる、立体的なリブ構造が目を引く一足となっている。



 実戦投入されたのは、現地時間22日に行われたMLSのニューヨーク・レッドブルズ戦。サリバンは先発して85分までプレーし、フィラデルフィアは3-1で勝利した。未来的なスパイクのデビュー戦を白星で飾っている。

 アディダスの公式インスタグラムでは、3Dプリントで作成されたスパイクのデザインを公開。サリバンがスパイクを着用してプレーした姿を伝えている。

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