【写真:Getty Images】
2026年愛知・名古屋アジア競技大会に臨むU-21日本代表のメンバーが発表された。日本サッカー協会(JFA)は7月31日、大岩剛監督が率いる23人を選出。開催国として初優勝を目指す日本は、オーバーエイジ枠を使用せず、出場可能年齢より2歳若い世代を中心に大会へ臨む。
U-21日本代表の“エース”がメンバー外
このメンバー発表に反応したのが、4連覇を狙うU-23韓国代表の母国メディアだ。韓国メディア『エクスポーツニュース』は、「韓国を天が助ける」と題して、日本の有力選手2人がメンバーに入らなかったことを韓国にとって「朗報」と歓迎した。
同メディアが特に注目したのは、佐藤龍之介と山本天翔の不在だ。佐藤は今年1月のAFC U-23アジアカップで6試合4得点2アシストを記録し、大会MVPを受賞。日本を優勝へ導いた「同年代で最高の才能」と紹介されている。山本についても、ボルシア・ドルトムントへ移籍した注目の19歳として取り上げた。
記事では「大岩監督が優勝を目標に掲げているとはいえ、我々の立場からするとエース2人が抜けるのは良い知らせだ」と安堵感をあらわにした。さらに、日本には市原吏音、小杉啓太、石渡ネルソン、ンワディケ・ウチェブライアン世雄の欧州組4人が入ったものの、「佐藤と山本がいないため、エース役を担う選手が見当たらない」と戦力低下を強調している。
一方で、日本の戦力を軽視しているわけではない。大学生3人を含む編成ながら、今年のU-23アジアカップに出場した選手が多く残っており、同メディア自身も「一、二人ずつ入れ替わった程度で、ほぼ戦力は維持されている」と指摘。大岩監督も自国開催での優勝を明確な目標に掲げており、韓国側には依然として日本への強い警戒感がある。
韓国も決して楽観できる状況ではない。U-23韓国代表はサウジアラビア、カタールと同じD組に入り、韓国メディアから「最悪の組み合わせ」「死の組」と評された。カタールとのU-23代表通算成績では1勝5分け2敗と負け越し、サウジアラビアにもイ・ミンソン監督体制下の練習試合で0-4、0-2と連敗している。
さらに、韓国がD組を2位で突破した場合、準々決勝でウズベキスタン、その先の準決勝ではA組首位が有力視される日本と対戦する可能性がある。韓国は今年のU-23アジアカップで、ウズベキスタンに0-2、日本に0-1で敗れており、同じ相手との連戦になれば金メダルへの道は一気に険しくなる。
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