本当に勝ちたいし、負けたくない
──きょうの練習で権ちゃん（権田修一）と林（容平）くんが球際で激しく競り合い、バチバチやっていましたけれども。
「ああ、いいです、いいですよ！ ほんとに。もしそこで熱くなって、どうにかなっちゃったときに抑えるのはぼくらだし。いいんですよ。ぼくが林の（これからスタメンを狙う若手という）立場なら練習から激しくいくし、それくらいやってくれるほうが頼もしい。実際、ぼくはやってきたほうですから（笑）。イライラしていたし。サリさんは落ち着いてコントロールしてくれたから自分も冷静になれた。土肥（洋一）さんにもよく言われましたね、そんなにイライラしないで、思いはガンガンぶつけていけよ、と。今はぼくがその立場で、そういうふうに言えるようになりたい、というのはありますよね」
──ナオさんはベンチに何度か、つっかかっていったことがありますよね。
「（笑）。いま振りかえればあのときは子どもだったな、と思いますけど、やっぱりそのくらいエネルギーがあふれているんですよ。本当に勝ちたいし、負けたくないし、途中交代したくない。プレーをずっとしていたい。以前は年齢が若かったということもあるんですけど、それをコントロールできない自分がいて、充ちあふれていたというか。別にいま、それがないわけではないですが、表現の形は変わりましたね」
続きは『フットボールサミット第11回』でご覧下さい。本誌ではポポヴィッチ監督の握手をスルーしてしまったことや、ポジションがかぶっていた佐藤由紀彦選手についても語っています。是非お手に取って見てください。
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