『J3』開幕前夜。準加盟クラブ、AC長野パルセイロの戦い

2014年から始動することが決定した『J3』。当初は10チーム程度でのスタートが予想されている中、J3への参加が濃厚なAC長野パルセイロとS.C.相模原がJFLで対戦した。美濃部新監督に率いられた長野は、どんな戦いを見せたのか。

2013年03月16日(土)20時18分配信

text by 多岐太宿 photo Tasuku Taki
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準加盟クラブ同士の対戦

 2014シーズンから、J3が始動することが決定した。このJ3というカテゴリーが現在のJ1とJ2から見てどのようなポジションに当たるのか、まだもやがかかったような状態であるというのが正直な感想だ。

 Jリーグの正式な一員となるのか、或いは準加盟クラブが集められた“Jリーグ加盟のための準備段階リーグ”の様相を呈するのか。Jリーグと各クラブとの間で様々な思いが交錯するなか、2013シーズンのJFLが10日、開幕した。

 この日、南長野運動公園総合球技場で行われるカードは非常に興味深い一戦だ。AC長野パルセイロvsS.C.相模原。両チームとも既に準加盟を済ませ、Jリーグ加盟を視野に入れているクラブで、各報道でも来季からのJ3参加クラブとして名前が上がっている。


激しい奪い合いを見せる両チーム【写真:多岐太宿】

 長野は昨季までコーチ・監督として計5年間に渡りチームを引っ張ってきた薩川了洋監督が退任し(FC琉球の監督に就任)、新たに京都と徳島の指揮をとった美濃部直彦監督が就任した。

 本拠地である南長野の今夏からの改修工事開始も正式決定し(2015年2月に完成予定)、Jリーグでの実績を持つ指揮官のもとで新たなスタートを切る。

 美濃部監督の採用するフォーメーションは4-3-3だ。パスワークで崩すというこれまでのスタイルは踏襲しつつ、両サイドの大胆な攻め上がりも重要になるフォーメーションだ。

 昨季まで中盤で攻撃のタクトを振るった向慎一が町田ゼルビアに移籍したのは大きな痛手だが、エースストライカーの宇野沢祐次が残留したこともあって戦力面においては着実なプラスを遂げている。

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