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西野朗がメキシコ戦を展望「ベストのメンバーで積極的に仕掛けて勝ちにいくべき」

22日(日本時間23日午前4時)に行われるコンフェデレーションズカップ、日本対メキシコ。連敗し、敗退が決まった日本だが、どのようにメキシコと戦うべきなのか? 西野朗氏が展望する。

text by 編集部 photo by editorial staff

メキシコ戦はどう戦うべき?

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イタリア戦の上を目指して戦うべき【写真:編集部】

――イタリア戦は日本の良さが出ましたが、負けてしまいコンフェデレーションズカップからの敗退が決まってしまいました。3戦目となるメキシコ戦はどのように戦うべきでしょうか?

「イタリアに負けはしましたが、ヒントはもらいました。戦うときの“姿勢”ですね。怯えたり、不安な気持ちがあっては日本の良さは出ない。自分たちから仕掛けることで、持っている良さが出る。

 イタリア相手にある程度出せました。通用した部分はたくさんあります。そして、その上を目指して戦うのが、メキシコ戦の位置づけでしょう。イタリア戦のときのようにコレクティブに戦うべきです」

――通用した部分というのは?

「もっとも大きいのは技術力と判断力です。メキシコにも(イタリア戦と)同じように戦うことで、違うタイプの相手にどれくらい通用するかが測れる」

――敗退は決まってはいるが勝ちにいく、と。

「もちろん。今の日本のスタイルでも十分やれたことは多い。結果にこだわって欲しいですね。そのためにはどこかで仕掛ける勇気が必要になってきます。チャレンジの気持ちは忘れないで欲しいですね」

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