【W杯までに克服すべき課題は?】西野朗が日本代表を分析「現時点でW杯での現実的な目標はベスト8」

コンフェデ3試合を終えた日本代表。エキスパートはどう見たのか? J1での監督経験豊富な西野朗氏が、W杯までに日本代表が克服すべき課題を分析した。

2013年06月26日(Wed)7時28分配信

text by 編集部 photo Kenzaburo Matsuoka
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忘れてならない通用した部分

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西野朗氏【写真:松岡健三郎】

――コンフェデは3連敗と日本にとって残念な結果となりました。これを教訓にW杯まで成長しなくてはなりません。W杯まであと1年、課題はどこにあるでしょう?

「まず忘れちゃいけないのは、通用した部分がある、ってことだよね。日本らしいスピードのある動き、パスワークを活かしたポゼッション。技術では対抗できたし、これから距離感や選手同士の呼吸がもっと合っていくと思う。

 その一方で課題は、ディフェンスに対する意識だよね。3試合で9失点なわけだから。リスク管理、マネージメント力は不足している。フィジカルで勝てないこともわかったし、リスタートの対応もまだまだだった。これはチームとして考えていく必要がある。

 ザッケローニ監督はほぼメンバーを固定して、継続性を大事にしたけど、コンフェデで明らかになった足りない部分をどう補うか、というキャスティングの問題もある。オプションをどう持てるか、ということだね。

 チームの骨格の部分はそこまで変えないとは思うけど、バックアップのメンバーでどれだけ充実を図ることができるかどうか。ゲームを変えられる、アクセントをつけられる選手は必要不可欠だし、発掘しなきゃいけない。東アジア選手権はいい機会だよね。

 ただ、繰り返すけど、悲観的な要素だけではなく出来た部分、可能性を感じさせた部分もあったわけだから、自信を持っていい。そこは絶対失っちゃいけない」

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