「広がる日本との差。想像よりも遥かにレベルが高かった」。東アジア杯優勝のザックジャパンを賞賛する韓国

東アジア杯は日本だけでなくすべての参加国にとってテストの意味合いが強かった。開催地・韓国では3位に終わった代表へは「評価が難しい」とした。一方、優勝した日本に対してはどう評価しただろうか?

2013年07月30日(Tue)10時47分配信

text by 金明昱 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
Tags:

評価が難しい東アジア杯

 東アジアカップの最終戦で日本は2-1で韓国を下し、初優勝を手にした。新戦力発掘という目的に加え、結果も残した日本。それとは対照的に、2分1敗の3位で大会を終えた韓国。

 試合会場となった蚕室総合運動場には4万7000人の観客がつめかけ、韓国の「総合編成チャンネル(ケーブルテレビ)」JTBC放送は最大瞬間視聴率18.9%を記録するほど、大きな注目を集めた試合でもあった。だからこそ、韓国にとっては悔しさが残る大会となった。

 今回の日韓戦の結果を受けて、韓国メディアはどのように試合を振り返っているのだろうか。 サッカー専門誌の『Four Four Two korea』は「評価が難しい大会だった」と分析する。

「韓国、日本、オーストラリアの3カ国は徹底的に選手をテストさせていた。韓国と日本に限っては1、2戦を違うメンバーで挑んでいたことからも、試験的な要素の強い大会だったのは明らか。

 それでも韓国のファンの期待は大きかったのは、ホン・ミョンボがフル代表の監督に就任したからで、今後、どのような方向性でチームをブラジルW杯に率いていくのかがとても気になる」とし、今回の結果だけでは代表チームの良し悪しを問うのは難しいという論調だった。

 一方で大手スポーツ紙『スポーツ朝鮮』は、「広がる日本との差」と見出しをつけ、今大会の日本についてはこう評価していた。

「日本サッカーは我々が想像していたよりも遥かにレベルが高かった。Jリーグでプレーする選手だけで構成されたにも関わらず、日本特有のカラーを失っていなかった。日本のトレードマークは細かいパスサッカーだ。どの選手が入っても、この枠から外れることはない。個人のレベルが落ちるだけで、チームの色は変わらない。これは強いチームの条件の一つでもある」

 これだけ評価する韓国メディアも珍しいが、それだけ日本がインパクトのある試合をしたということだろう。その中心にいたのは間違いなく2ゴールを決めた柿谷だった。

1 2

新着記事

↑top