感動的な勝利で昇格するもわずか1勝で降格決まった大分。J1昇格プレーオフは正しかったのか?

2013年10月13日(Sun)13時07分配信

text by 川端暁彦 photo Kenzaburo Matsuoka
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リードしたクラブへの救済措置、あってもいいのでは?

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成績差が大きかったときの救済措置は必要だろう【写真:松岡健三郎】

 現状でもJ1ライセンスを保持しないクラブが6位以内に入った場合は試合を実施せずに変則トーナメントに変えるとしているのだから、そうした極端な成績差が生まれた場合の救済措置は設けておくべきではないだろうか。

 リーグ戦のあとにプレーオフを行うという制度が下剋上を誘発させる、あるいは下剋上が起こること自体にある種の娯楽性、カタルシスを見出すシステムであることも確かだが、程度というものがある。

 その上で昇降格に関するプレーオフ制度については別の形を考えてもいいかもしれない。J2にいるクラブ、あるいはJ1から落ちていこうとするクラブの財務状況は大抵が厳しいものだ。プレーオフ制度の存在自体が、彼らの救いになる部分も出てくるだろう。

 単純に「J2でも、J1下位でも露出がある」というだけでも、スポンサーを引き留める窮余の一手になり得る。既存の形式がベターなのかどうか。Jリーグの内部では既にそうした議論があると推察するが、よりオープンで、そして建設的な議論が生まれることを期待している。

【了】

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