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卒業生6人がプロに入った熊本の名門高校

text by 井芹貴志 photo by Takashi Iseri

悔しさを抱いて成長を遂げたことでプロへの道が

 というのも、この春、大津高校出身の6選手が大学を卒業してJリーガーとなるから。過去には4人が1度にプロへ進んだ年もあったが、一気に6人がプロ入りするのは大津高校の歴史でも最多だ。

 来シーズンから加入するチームのユニフォームを身にまとって勢揃いしたのは、GK圍(かこい)謙太郎(桃山学院大→FC東京)、FW松本大輝(法政大→ヴァンフォーレ甲府)、MF谷口彰悟(筑波大→川崎フロンターレ)、FW澤田崇(中央大→ロアッソ熊本)、DF坂田良太(鹿屋体育大学→栃木SC)、GK藤嶋栄介(福岡大→サガン鳥栖)、の6人。

 初蹴りに先立ち、後輩達や先輩OBにプロ入りを報告、それぞれに抱負を述べた。

 この世代、夏のインターハイでは3位に入ったものの、冬の高校選手権では熊本県大会の決勝戦で山本大貴(駒沢大→ベガルタ仙台)を擁するルーテル学院に敗れ、高校3年時には選手権出場を逃している。

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