ドイツ組が語る内田篤人―ブンデスリーガで成長する右サイド―

2014年01月22日(Wed)11時23分配信

text by 元川悦子 photo Kenzaburo Matsuoka , Kazhito Yamada / Kaz Photography
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日本有数の経験値

 酒井宏樹や高徳も憧れるほどの国際経験値を誇る内田は、世界有数の選手たちとのマッチアップを繰り返してきた。ブンデスリーガでいえば、バイエルン・ミュンヘンの(フランク)リベリー、ボルシア・ドルトムントの(マルコ)ロイス、ボルシア・メンヘングラードバッハの(ファン)アランゴなどが挙げられる。CLの舞台ではマンUのナニ、アーセナルの(ルーカス)ポドルスキ、チェルシーの(エデン)アザールらが好例だろう。こうしたトップ選手と常日頃から対峙し、相手の動きを瞬間的に読み、巧みに駆け引きしながら主導権を握る術を体得してきたからこそ、彼はシャルケでピッチに立ち続けているのだ。

「サイドバックをやっていて一番感じるのは、毎回戦うチームも対面する相手も違ってくることの難しさ。『こういうタイプの選手にはどういうディフェンスの仕方をすればいいか』という引き出しがつねに必要になってきます。篤人君が6月のコンフェデレーションズカップでのブラジル戦でネイマールを確実に封じられたのも、これまでの試合を通して同じようなタイプの選手とやってきたことが大きいと思います。

 あの時の対応は非常に落ち着いていたし、ホントに的確だった。もちろん毎回とはいかないんでしょうけど、はまった時には確実に相手を抑えられる。引きだしを増やしているからこそ、そういうことができるんだなと改めて感じたし、見ていると本当に勉強になります」と酒井高徳は内田の頭抜けた対処能力の高さに一目置いている。

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