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「第1回サッカー本大賞」が今週木曜発表! ノミネート作品の魅力とは?

text by 編集部

「第1回サッカー本大賞」ノミネート作品

『ザ・シークレット・フットボーラー』
(東邦出版)ザ・シークレット・フットボーラー著/澤山大輔 訳

「第1回サッカー本大賞」が来週発表! ノミネート作品の魅力とは?

【選考委員評(佐山一郎)】
「イングランドの現役プロ選手が、身の周りで起きる本当の話を次々に告白してゆく体験ノンフィクション。業界の裏側を描く怖いもの知らずの逸話であふれているが、人生観照的なラストに良質な映画作品のような味わいがある」

『セレッソ・アイデンティティ 育成型クラブが歩んできた20年』
(幻冬舎)横井素子 著

【選考委員評(速水健朗)】
「海外の有名チームにこれだけの選手を出し、育成型のチームとして成功しているチームはセレッソ大阪を置いて他にない。香川真司、清武弘嗣、柿谷曜一朗をはじめ、日本屈指のタレントが生まれた背景をチームの広報という独自の目線で解き明かした良作」

『日本サッカーに捧げた両足 真実のJリーグ創世記』
(ヨシモトブックス)木之本興三 著

【選考委員評(速水健朗)】
「Jリーグ発足をはじめとする日本サッカーの発展に寄与してきた木之本興三氏による自叙伝。難病との闘い、日本サッカーのプロ化の舞台裏を赤裸々に綴った本書は、エピソードの拾い方が実に秀逸」

『ビエルサの狂気 知られざる戦術マニアの素顔』
(ベースボールマガジン社)ジョン リバス著/今井健策 訳

【選考委員評(幅 允孝)】
「一人の人間の人生を克明に描いた読み物としての完成度は高い。サッカーのなんたるかを知らなくても楽しめるエンターテインメント性の高さは抜群。読後は“奇人・ビエルサ”のファンになっていること間違いなし」

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