「私は神聖なサッカークラブの名前を商業目的で使うなどは、神に誓ってしない」

　51歳のユナイテッドファン、マリン・ズドラフコフさんは1970年代から父の影響でユナイテッドファンとなり、1999年に達成した「3冠」をテレビ観戦した後に改名を決意した。

　自身の名前をマンチェスター・ズドラフコフ・レビドゾフ・ユナイテッドへと改名することを許可された同ファンは次のように語っている。

「これで少なくとも神様は私が何と言う名前でこの世を去りたいか分かってくれる。ファンになった当時は共産主義の時代だったし、自分の名前をサッカークラブの名前に変えるようなことをすれば、牢屋に入れられただろう」

　ブルガリアの裁判所は、マンチェスターを名前として使用することを許可したが、商標として使用される可能性のあるユナイテッドを名字として使用することを拒否した。

　これについては、「馬鹿げている。私は街の名前のためだけに改名したい訳ではないし、周囲の友人にも『シティなのか、ユナイテッドなのか』とからかわれた。それに私は神聖なサッカークラブの名前を商業目的で使うなどは、神に誓ってしない」と話している。

　ちなみにこのファン。買っている雌猫にもベッカムと名付けているという。

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