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アウェー入場禁止のマンUファンが激怒。「クラブは偽善者」「ファンではなく金が欲しいだけ」

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「これが大金をはたいてクラブを応援するファンに対しての扱いか?」

 これは問題のファン、ジェイミー・バズリー氏が不満と共に自身のツイッターにクラブから届いた警告書の写真を掲載したことで明らかとなった。

「これが大金をはたいてクラブを応援するファンに対しての扱いか? それでもクラブは僕にシーズンチケットを更新させようとしている。ファンをバカみたいに扱う彼らには嫌気がする。『ビールを持ってスタジアムには入れないぞ』と偽善者ぶっているだけじゃないか。それでもどういうわけかファンの金に手を伸ばそうとしている」

 ユナイテッドが送付した警告書には次のように書かれている。

「我々は警察からあなたが試合でアルコールを所持したまま入場したことで逮捕され、警告を受けたとの通知を受けた。クラブはFAや警察、対戦相手のスタッフらと協力し、アウェーに足を運ぶファンを安全かつ平等に扱っている。

 これはチケット配分にも関係しており、ルール違反を犯したファンにはアウェー戦のチケットが配布されないことになる。結果として、あなたは国内外で行われるアウェー戦での入場が禁止される」

 同様の警告書は別のファン、トム・モリニュー氏にも届いており、同氏は「スタジアムに入場する際、水筒を持っていたことを忘れていて捕まった。その後、3時間拘束されて解放されたけど、それだけだと思った。僕はシーズンチケットを更新したけど、その次の日に警告書が届いた。クラブが欲しいのはファンではなく金だけだ」と非難している。

 なお、問題のファンには異議を申し立てる期間が2週間設けられており、両氏とも異議を唱えると言う。

【了】

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