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レアルに敗戦もリーガデビュー戦で収穫を得たハーフナー。「熱意を持ち、戦いを好み、強い」地元紙も高評価

text by 編集部 photo by Getty Images

「少しのリズム、少しのプレー」。マドリーの不調を不安視する声

レアルに敗戦もリーガデビュー戦で収穫を得たハーフナー。「熱意を持ち、戦いを好み、強い」地元紙も高評価
マルカ紙は「火消しをしろ(問題を解決しろ)」「マドリーは火花(ひらめきなど)を見せられなかった」「少しのリズム、少しのプレー」など、不調ぶりをアピール

 さらに、コルドバのアルベルト・フェレール監督は、試合後の会見で「マイクは良いプレーを見せていた。指示したことをすべてこなしてね。彼は前線の柱となった。交代させたのは、その時間帯にシスコでもう少し何かできると考えたからだった」と語った。

 その一方で、スペイン国内ではトニ・クロースやハメス・ロドリゲスら今シーズンも大型補強を敢行したレアル・マドリーの不調を不安視する声が多い。

 マルカ紙は「火消しをしろ(問題を解決しろ)」「マドリーは火花(ひらめきなど)を見せられなかった」「少しのリズム、少しのプレー」など、不調ぶりをアピール。

 チーム評でもコルドバに6を与えて「90分を通して勇敢だった」と健闘を称える一方で、勝利を挙げたマドリーは5.5。「試合を制したが、かなり弱いと考えられる相手にして、その印象は不十分ものだった」と、低い評価を下された。

 アス紙も「クリスティアーノが現れるまで苦しむ」「ディ・マリア退団は、アンチェロッティにチームの再考を促す」など厳しい評価が相次いでいた。

 とは言え、勝ち点3を手にしたマドリーを酷評し、そのマドリー相手に検討しながら敗戦したコルドバを称える論調は、チーム力の差を物語っている。

 これからの残り37節、コルドバは厳しい戦いを強いられるが、ハーフナーが残留の原動力となる活躍を見せれば、より高い評価を得られるだろう。

【了】

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