プレミアリーグの第17節が現地時間17日～19日にかけて開催され、その中から印象的なパフォーマンスを見せた選手の中からベストイレブンを選出した。

GK：ジョーダン・ピックフォード（サンダーランド）
DF：セサル・アスピリクエタ（チェルシー）
DF：ラグナル・クラバン（リバプール）
DF：ヤン・フェルトンゲン（トッテナム）
DF：ダニー・ローズ（トッテナム）
MF：デレ・アリ（トッテナム）
MF：シェイク・クヤテ（ウェストハム）
MF：デマレイ・グレイ（レスター・シティ）
MF：ラヒーム・スターリング（マンチェスター・シティ）
FW：アルバロ・ネグレド（ミドルスブラ）
FW：ズラタン・イブラヒモビッチ（マンチェスター・ユナイテッド）
監督：クラウディオ・ラニエリ（レスター・シティ）

　アウェイでウェスト・ブロムウィッチと対戦したマンチェスター・ユナイテッドは、イブラヒモビッチの2発で快勝。これでリーグ戦3連勝とした。

　鳴り物入りでイングランドへとやってきたイブラヒモビッチは、当初こそ批判があったものの、これでリーグ11得点の大台に乗せた。「オレは赤ワインのようなものだ」と、35歳のストライカーにはコメントにもキレが戻ってきている。

　クリスタルパレスを下したチェルシーは、これで連勝を「11」にまで伸ばした。3バックの右センターバックの地位を確固たるものにしたアスピリクエタは、守備だけではなく攻撃面でも存在感を発揮。正確無比なクロスでジエゴ・コスタの決勝弾をアシストした。

　レスターは指揮官の交代策が光った。ジェイミー・ヴァーディーの退場、2点のビハインドと絶体絶命の状況だったが、後半にレオナルド・ウジョアと20歳のグレイを2枚同時に投入。するとこの2分後に、グレイの完璧なクロスからウジョアが反撃の狼煙をあげる1点を返した。

　それまで全くといっていいほどチャンスがなかったレスターだが、この1点がチームに勇気を与え、試合終盤にはダニエル・アマーティが同点弾を奪って敗戦濃厚な展開からストーク相手に1ポイントを掴み取った。