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久保建英、マジョルカで待つ新たな11人の仲間。ライバルは強力! レアル下部組織出身の選手も【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF

マルティン・ヴァリエント
スロバキア代表CBのマルティン・ヴァリエント【写真:Getty Images】

マルティン・ヴァリエント(スロバキア代表/背番号24)
生年月日:1995年12月11日(23歳)
昨季リーグ戦成績:29試合出場/0得点0アシスト

 昨季マジョルカに加入したセンターバック。空中戦やフィジカルの強さは平均的であるが、相手に簡単に振り切られないスピードを持っており、運動量も豊富なため90分間ハードにプレーできる選手だ。年代別のスロバキア代表としてのプレー経験も豊富で、昨年にはフル代表デビューも果たすなど、持っている力は明らかである。

 23歳の若きセンターバックは現地時間17日に行われたリーガ・エスパニョーラ第1節のエイバル戦でスタメン出場を果たすと、安定感あるプレーで最終ラインを統率。データサイト『Who Scored』では7.0という高いレーティングが与えられているなど、勝ち点3獲得の立役者となった。

アントニオ・ライロ
マジョルカ不動のCBであるアントニオ・ライロ【写真:Getty Images】

アントニオ・ライロ(スペイン/背番号21)
生年月日:1991年10月8日(27歳)
昨季リーグ戦成績:35試合出場/2得点0アシスト

 エスパニョールBで頭角を現し、その後トップチーム昇格を掴み取った27歳のDF。身長187cm、体重80kgといった体躯を誇る同選手は対人戦の強さに絶対的な自信を持っており、セットプレー時などから点も奪えるなど攻守両面でチームに大きく貢献できる存在だ。

 マジョルカに加入したのは2016/17シーズンのこと。加入1年目からレギュラーの座を掴み取ると、以降もコンスタントにピッチに立ち続けている。ここまでマジョルカでは公式戦105試合に出場。文字通りの替えの効かない選手である。

ホアン・サストレ
若手サイドバックのホアン・サストレ【写真:Getty Images】

ホアン・サストレ(スペイン/背番号2)
生年月日:1997年4月30日(22歳)
昨季リーグ戦成績:25試合出場/0得点1アシスト

 マジョルカ生え抜きの若手サイドバック。トップチーム昇格を果たしたのは2017/18シーズンのことだが、1年目からリーグ戦33試合に出場し、3得点という結果を残すなど早くもクラブの右サイドバックのファーストチョイスとなった選手だ。昨季もリーグ戦25試合に出場するなど主力としてプレーし、マジョルカの1部昇格に尽力し続けた。

 豊富な運動量と果敢に攻撃参加する姿勢が印象的な背番号2は、U-19スペイン代表でのプレー経験も持っている。そんな同選手は開幕節のエイバル戦で鋭いクロスを上げると、これが相手のオウンゴールを誘発。白星発進の立役者となるなど、プリメーラ・ディビシオンでもその力を見せつけた。

ルモール・アグベニュー
ガーナ代表DFのルモール・アグベニュー【写真:Getty Images】

ルモール・アグベニュー(ガーナ代表/背番号3)
生年月日:1996年8月15日(23歳)
昨季リーグ戦成績:1試合出場/0得点0アシスト(スポルティングCP)
昨季リーグ戦成績:9試合出場/0得点0アシスト(ギョズテペSK)

 今夏にポルトガルの名門・スポルティングCPからやってきたサイドバックのプレイヤー。ポルトの下部組織で育った同選手は、その後に移籍したポルティモネンセでプロデビューを果たしている。2017/18シーズンには日本代表MFの中島翔哉とともにプレーしており、ガーナ人DFにとってMF久保建英は2人目の日本人チームメイトということになる。

 ガーナ代表として先日まで行われていたアフリカネーションズカップ2019にも出場していた同選手は、積極的なドリブル突破を武器に持つ攻撃的なサイドバックだ。クロスの質などはやや改善が必要だが、縦への推進力はやはり相手の脅威となる。自身にとってリーガ・エスパニョーラは初の挑戦となるが、印象的なプレーを披露できるか。

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