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20/21サッカー選手能力値ランキング96位。FWリヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ)

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

「失われた2年」を乗り越えた、アフリカ屈指のアタッカー

リャド・マフレズ 20/21サッカー選手能力値ランキング
【写真:Getty Images】

FW:リヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ)
生年月日:1991年2月21日(30歳)
19/20リーグ戦成績:33試合11得点12アシスト
市場価値:4800万ユーロ(約57.6億円)


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 リヤド・マフレズはアフリカを代表するアタッカーの1人だ。15/16シーズンにはレスターで“奇跡の優勝”の立役者となったが、その後は「失われた2年」と振り返るように、望むようなステップアップができず。マンチェスター・シティに加入した18/19シーズンは適応に苦しむ部分もあったが、持ち前の向上心で課題を乗り越えた。

 レスター時代に炸裂したのはカウンターにおけるマフレズの「ドリブル」だった。緩急のつけ方がうまく、鋭い切り返しで対峙する相手選手を惑わす。スライディングタックルをかわす柔らかいボールタッチも持っており、左足のキックの精度も高い。

 シティではプレーの幅が向上。右サイドが主戦場であることに変わりはないが、味方とのポジションチェンジから左サイドに表れることもしばしば。裏を抜ける動き出しや、中央でのプレーなどが飛躍的に向上している。そういった部分の成長が、マフレズが元来持っていた武器の威力をより際立たせている。

【了】

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